MF久保建英「ビリャレアルがヘタフェ移籍を容認」地元紙が報道

移籍秒読み?のMF久保建英(ロイター)

スペインメディア「ディフェンサ・セントラル」は同国1部レアル・マドリードが同ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)のヘタフェ移籍を容認したと報じた。

ビリャレアルでリーグ13試合(先発2)に出場した久保はMFジェレミー・ピノ(18)ら若手の急成長で出番が激減。19日のオサスナ戦、22日のビルバオ戦と2試合連続で出場機会がなく、クラブ側も放出に前向きと報じられるなど、移籍市場の解禁に合わせ、他クラブへの移籍がささやかれている。

すでに同1部ヘタフェが久保の獲得に乗り出していると報じられているが、同メディアは「クラブに近い情報源から聞いた」とし「Rマドリードは日本人が素晴らしい才能を発揮できるように隣のクラブに加わることに同意している」と伝え、その理由としてはヘタフェが競争力のあるチームであり「久保にとって最良の選択になる」としている。

もちろん、ヘタフェは資金難のため、半期分のレンタル料となる150万ユーロ(約1億9000万円)の捻出が欠かせないなど、資金面の問題はあるものの、久保の所属元となるRマドリードが1月の退団を容認したことで久保のビリャレアル退団は加速することになりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社