交通安全願い 門松作り 松浦署員や関係者20人

手作りした門松を飾り付ける署員=松浦署

 長崎県の松浦署で26日、門松作りがあり、犬塚尚男署長ら署員や関係者約20人が、竹をのこぎりで切りそろえるなど材料の加工から作業に取り組んだ。
 地域交通安全活動推進委員の松浦地区会=田中幸雄会長(71)=が、松浦から1件でも交通事故が減るよう願いを込め新年に門松を署玄関に飾ろうと、5年前から署員と一緒に作製。同署の年末の風物詩になっている。
 休みや非番の署員らが午前8時から作業を開始。先を斜めに切りそろえた長短の竹を3本組み合わせて、ドラム缶を利用した土台に設置した。周囲にマツやウメ、ナンテン、ハボタン、ヒノキなど縁起の良い植物を飾り付け、約3時間半かけて仕上げた。
 犬塚署長は「今年も立派な門松ができた。署員一同、気を引き締めて新年を迎えたい」と話した。

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