【巨人2020原語録】野手登板批判に猛反論!「ジャイアンツの野球ではやっちゃいけねえんだとか…」

8月は「原采配」が大きな波紋を呼んだ

【巨人2020原語録(3)】新型コロナ禍により、未曽有のシーズンとなったプロ野球。セ・リーグでは原辰徳監督(62)率いる巨人が2年連続38度目の優勝を飾り、120試合の激闘の裏では数々の〝名言〟も誕生しました。時に厳しく、時にユーモアたっぷりに語られた指揮官の言葉で振り返る特別企画「巨人2020原語録」をお届けします。第3回は「8月編」をお楽しみください。

8月2日 ●2―9 広島戦(東京ドーム)

あまりの完敗劇に開口一番「話すことないんじゃないの?」とあきれ顔。それでも、公式戦初となるパーラの1番起用について聞かれると「まったく機能しなかったね。どうなんだい?っていう(笑い)。1番は嫌いなのかもしれないね」

8月4日 〇7―2 阪神戦(甲子園)

新型コロナの感染拡大防止の一環で、試合後の囲み取材の報道陣の人数をさらに減らして「3人!? 寂しいねえ…」

8月5日 〇4―1 阪神戦(甲子園)

戸郷が高校2年以来の甲子園で自己最長となる8回途中1失点で4勝目をマーク。「あいつ甲子園出てるの!? それは失礼しました…」

8月6日 ●0―11 阪神戦(甲子園)

11点ビハインドで野手の増田大を緊急登板。「あそこで(続けて)堀岡を投げさせることの方がはるかに失礼なこと」

8月7日 賛否を呼んだ「投手・増田大」から一夜明けて「ジャイアンツの野球ではやっちゃいけねえんだとか、そんなこと言ってる小さなことじゃないんだよ、俺たちの役割は。いかにペナントレース、このコロナ禍の中で目標に向かうか」

8月7日 ●1―7 中日戦(ナゴヤドーム)

完敗を喫した原監督の目が真っ赤に充血。「コンタクトレンズの具合が悪いんだよ」

8月12日 〇8―1 ヤクルト戦(東京ドーム)

エース菅野が7回1失点で開幕7連勝。「エース(A)も、ビー(B)スもシー(C)スも負けていないのが一番いいよ。ディー(D)スも(笑い)」

8月18日 〇1―0 阪神戦(東京ドーム)

菅野が中5日で完封勝利。「中4日ならちょっと違った形で見守る必要があるけど、ジャイアンツは中5日が普通である」

8月19日 〇8―0 阪神戦(東京ドーム)

〝サカマルオカ〟で計7打点も「3人で(高くない)打率争いしているようじゃ話にならない」

8月22日 ●4―10 広島戦(マツダ)

畠が3回途中5失点KO。5四死球の自滅投球に「へっへっへ。どういう言葉でフォローしていいかよく分からん。ね」

8月25日 〇8―4 ヤクルト戦(神宮)

再び菅野がチームの連敗を止めて「大きなことですけれども、渡すまでの金曜、土曜、日曜の投手に問題があるということでしょ?」

8月27日 〇5―2 ヤクルト戦(神宮)

開幕早々に骨折で長期離脱していた小林がファームで実戦復帰。「小林!? まあ、今のところ大丈夫。いい調整してもらってね」

8月29日 〇12―3 中日戦(東京ドーム)

8月の勝ち越しが決まって「だからどうしたんだ。それがどうした!」

8月30日 〇3―2 中日戦(東京ドーム)

丸が4安打の固め打ち。「内容もいいですね。勇人も3本? (岡本)和真君はなんか打ったっけ!? 初回の1本は忘れちゃうね(笑い)」

=特別連載=

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