【新型コロナ】神奈川の警戒レベルは「ステージ3(感染急増)」 県と政府、認識一致 「4(爆発的感染拡大)に近づきつつある」

神奈川県庁

 新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、神奈川県は30日、県内の感染状況を示す警戒度がステージ3(急増)の状態にあるとの認識で政府や県内3政令市と一致したと発表した。

 県はこれまでステージ2(漸増)の状態のまま「ステージ3警戒宣言」を発出していたが、30日に示したモニタリング指標では、病床の逼迫(ひっぱく)具合など数値基準のある六つの指標すべてでステージ3の目安を超えている。

 県によると、黒岩祐治知事は同日、西村康稔経済再生担当相と電話で会談し、「県の指標ではステージ3の状態にあり、4(爆発的感染拡大)に近づきつつある」との認識で一致。3政令市とも認識を共有したという。

 知事は「県民の皆さまには、あらためて感染防止対策の徹底にご理解とご協力をよろしくお願いします」とのコメントを出した。

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