【RIZIN】堀口恭司が大復活! 王座も「やっと取り戻した」朝倉海に約1年4か月ぶりリベンジ

右ストレートで朝倉海(左)をグラつかせた堀口恭二

格闘技イベント「RIZIN.26」(31日、さいたまスーパーアリーナ)のメインは堀口恭司(30)がRIZINバンタム級王者の朝倉海(27)を破り、王座奪取に成功した。

堀口は昨年8月、朝倉海に敗れた後、右ヒザの前十字靱帯断裂と半月板損傷の大ケガを負い戦線を離脱。復帰戦が約1年4か月ぶりのリベンジ戦となった。

序盤から相手のヒザ下を蹴るカーフキックが決まった。効果的な3発で、朝倉海の左脚は変色。足を引きずるそぶりを見せた。

堀口はこのチャンスを逃さなかった。すかさず右ストレートを放つや、右フックからグラウンドパンチでフィニッシュ。1R2分48秒、TKO(レフェリーストップ)で決着をつけ、ケガのため返上を余儀なくされたバンタム級ベルトを再び手にした。

試合後はマイクを握ると「長い間、ケガとか負けたりとかあったけど、待ってもらってありがとう」とファンに感謝の言葉を述べると「コロナで大変な時期だと思うけど、やることをやっていれば、こうやって結果を残せるし、いいことがあると思うのでみんなも頑張ってください」とメッセージを送った。

また、奪還したベルトについて「やっと取り戻したなという感じ。自分のこと、チームのことを信じてやってきたので結果を残せてよかった」と語るや「こっから、こっから!」と2021年のさらなる飛躍を見据えた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社