パトカー追跡のオートバイが転倒、側壁に衝突 2人けが 神奈川・相模原

 1日午前0時55分ごろ、相模原市中央区上溝7丁目の市道で、パトカーに追跡されていたオートバイが転倒し、側壁に衝突した。運転していた同区の大学1年の男子学生(19)が右足に軽いけがを負ったほか、後ろに乗っていた同区の大学1年の男子学生(19)が右肩の骨を折る重傷を負った。相模原署が事故原因を調べている。

 同署によると、現場はゆるやかな左カーブ。信号無視をしたとして、約750メートル離れた地点から同署員3人の乗るパトカーが赤色灯をつけ、所々サイレンを鳴らしながらオートバイを追跡していた。

 追跡中に一時不停止も確認したといい、同署の飯塚宏司副署長は「現時点では適正な追跡だったと考えている。詳細を調査し適切に対処する」としている。

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