【箱根駅伝】どっちがどっちか分からない? 2区で〝2人のヴィンセント〟騒動

見分けるのが難しい…。第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の2区で快走した2人の外国人ランナーを巡り、ネット上で波紋が広がっている。

エース区間の2区では、東京国際大のイェゴン・ヴィンセント(2年)が区間新記録(1時間05分49秒)の快走を見せたかと思えば、59秒後に創価大のフィリップ・ムルワ(2年)が2位でタスキをつないだ。

圧倒的な力を誇る外国人選手が1位、2位を走っていたことから「途中からどっちがどっちか分からない」と困惑気味の人たちが急増。東京国際大のイェゴン・ヴィンセントが区間賞を獲得したのにもかかわらず「どっちが区間賞だ」との声が飛び交っただけでなく、国士舘大のライモイ・ヴィンセント(3年)も好走を見せたことで「あれ?ヴィンセントって2人いなかったけ?」「ヴィンセントが2人いるからややこしい」などと悲痛な叫びまで聞かれた。

しかも、最後にはオチまでついてきた。テレビのフラッシュインタビューでは、東京国際大のイェゴン・ヴィンセントの横に通訳が同席。すると「どっちがヴィンセントだー」「どっちがヴィンセントやねん」などと多数のツッコミまで出る始末だった。

ちなみにツイッターのトレンドには、ヴィンセントが急上昇中。世間の関心は〝ヴィンセント問題〟に集中しているようだ。

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