【巨人2020原語録】悲願V2「私もよく頑張りました!」

セ・リーグ連覇を成し遂げた巨人・原監督

【巨人2020原語録(7)】新型コロナ禍により、未曽有のシーズンとなったプロ野球。セ・リーグでは原辰徳監督(62)率いる巨人が2年連続38度目の優勝を飾り、120試合の激闘の裏では数々の〝名言〟も誕生しました。時に厳しく、時にユーモアたっぷりに語られた指揮官の言葉で振り返る特別企画「巨人2020原語録」をお届けします。最終回となる第7回は「10月~11月後編」です。

10月14日 〇6―1 広島戦(東京ドーム)

6年ぶりの広島戦勝ち越しを聞かれて…。「そうですか。あ、そうですか。それが目標ではないから」

10月18日 ●6―10 DeNA戦(横浜)

小林の抹消理由について「もう一つ本来の小林に戻っていなかったというところ。3番目のキャッチャーであるならば、岸田の方がはるかに使い勝手はある」

10月23日 〇5―4 阪神戦(東京ドーム)

マジック5となり「3くらいになったら意識しましょう」

10月27日 ●2―9 DeNA戦(横浜)

中日が敗れてマジック3に。「マジック3なの? 悪い情報じゃないんだけど、チーム状態としては決して良くない」

10月28日 ●6―10 DeNA戦(横浜)
岡本の27号3ランで一時は同点に追いつくも、投壊&守乱で惨敗…。「今日は『そうですね』しかないな」と質疑応答で「そうですね」を10度連呼。

10月30日 △3―3 ヤクルト戦(東京ドーム)

連敗を5で止め、リーグ2連覇を達成「本当に選手たち、そしてコーチ、スタッフ…もうちょっと言うならば、私もよく頑張りました」

10月31日 〇6―4 ヤクルト戦(東京ドーム)

プロ初アーチを放った岸田をナインがサイレントトリートメントで出迎えて…「僕は嫌われている人間なのかなと思いましたけど(笑い)」

11月1日 〇2―0 ヤクルト戦(東京ドーム)

先発した畠がプロ初完投初完封勝利。「今日に関しては何も言うことはないですね。まあ、フォアボールが2つ。もう焼きごてで忘れないようにしてほしい。今の人に焼きごてって言っても分からないか(笑い)」

11月8日 ●3―5 ヤクルト戦(東京ドーム)

本拠地最終戦で坂本が2000安打を達成。「私は2000本目のヒットも非常にうれしかったです。しかし、2001本目の(バックスクリーンへの)ホームランを見た時に、私は3000本に(向けて)またスタートを切ったと大きな期待を寄せました」

11月10日 〇4―0 阪神戦(甲子園)

シーズン最終戦で引退登板を終えた阪神・藤川について。「本当に『ご苦労さん』ですね。プロ野球界の宝物が次の世界に飛び立った」

=終わり=

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