こだわりのヴィンテージアイテムが集う、福井の小さな古着屋『サブリナ』

福井市にある、こだわりのセレクトアイテムがぎゅっと詰まった古着屋『サブリナ』。
心掴まれるオーナーこだわりのセレクトと「サブリナの世界観」が漂うお店の魅力についてお伝えしていきます。

ベランダから入店!?福井市のちいさな古着屋『サブリナ』

日々うすうすと感じていた「雰囲気の良い古着屋さんはどこにあるんだろうか?」
そんな気持ちを晴らしてくれる古着屋さんと福井市で出会いました。

今回ご紹介するお店は、福井市の県立図書館の前にあるちいさな古着屋『サブリナ』。
アパートの1階がお店になっていて、レトロで落ち着いた雰囲気の外観のお店です。

映画の名前からとったサブリナという店名

店内へはベランダから入店します。
少しドキドキしますね。

引き戸をスライドさせ、中に入ります。

入店してすぐ目の前に広がる風景。
ヨーロッパや北欧、欧米で作られた古着をはじめ、オリジナルのハンドメイドアクセサリーや雑貨が、ずらりと並びます。

大きすぎない店内でもアイテム数がしっかりとあるので、次々に目移りしてしまいますね。

さて、今回お店をご紹介していただいたのは、サブリナオーナーの会退(あいぬき)さんです。
京都からUターンして、2019年1月にお店をオープンされました。

古着屋の魅力と言えば、「多様なジャンル、ブランドの洋服が1箇所に集まっている。」ことが挙げられますが、サブリナも世界中から色々なアイテムが集います。
また、仕入れ季節によってガラリと店内の雰囲気が変わるのも洋服屋ならではの楽しいポイントですよね。

「来てくれた人の選択肢を広げられるような場所にしたい。」という思いがあるからこそ、セレクトにはオーナーのこだわりが随所に見受けられます。

フランスのロスレー社のガラスアクセサリー。吹きガラスが連なっている耳飾りは繊細で、美しい

「これはゼラチンでできているアクセサリーなんですよ!」
オーナーが選び抜いた一風変わった海外製のアイテムたちが続々と現れます。
見たことのない材質でできたものなど、それぞれ唯一無二の風合いを醸し出していて、「逸品とはこういうことか」と思わされます。

オーナー手作りのアクセサリーシリーズ。カラフルな色味の組み合わせが可愛い

また、サブリナのアイテムを見ていて感じるのがお値段がお手頃ということ。
商品の状態も大変良く、中にはヴィンテージのものあるのですが、ほとんどが1万円以下で手に入るので驚きです。

「福井にないものをお届けしたくて。どうしても地方は都市部よりも選択肢が狭まってしまうので、ここがあることで、福井でも気軽にヴィンテージなどに触れられる機会を作れたら。」とオーナーは言います。

服や雑貨から国や文化に触れられるのは面白い体験ですよね。

海を挟んだ陸の先からやってくる数々のアイテム。
福井のみならず、日本でもなかなか見られないようなデザインや色味のものがあり、洋服のタグを見ているだけでも楽しくなります。

心くすぐられるサブリナの世界観

「可愛いな、着てみたいなと自分が思ったもの。もしくは常連さんに似合いそうな服だったら仕入れちゃいますね」

アイテムをセレクトする上で大切にしていることをオーナーに伺ってみると、そう返事が返ってきました。

まるで、センスの良い友人の家にお呼ばれしたような、少し浮き足立ってしまうような空間の中で、素敵な古着や雑貨に"偶然"出会えること、そしてそれらを自分のペースで堪能できること。
入店してからずっと感じている、サブリナの「心地よい感じ」の正体は、そういった部分に隠されているような気がしました。

ビビッときた古着はとりあえず試しに着てみる。そして、この服がどのようにしてここに辿り着いたのかを聞いてみる。そうするとおのずと愛着が湧いてくるはずです。

オーナーのお気に入りがぎゅっと凝縮された秘密の部屋のようなお店サブリナ。
とっておきのセレクトアイテムに実際にふれ、特別な1着を探してみてはいかがでしょうか?

オーナーオススメのアイテムやお店の詳細は以下でご紹介しています。

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