高松橋、大規模改修 耐震化へ21年度着手

宮崎市が2021年度から大規模改修に着手する高松橋

 宮崎市は2021年度から、大淀川に架かる高松橋(444メートル)の大規模改修に着手する。市の幹線道路の一つだが、現行の耐震基準を満たしておらず、老朽化も進んでいるためで、「南海トラフ巨大地震」など大規模地震が起きた場合に備える。25年度の工事完了を見込み、総事業費は概算で約10億円。耐震化や老朽箇所の補修、長寿命化を進める。路面の改修、舗装などを行う24、25年度には通行規制も必要となり、渋滞の発生回避も課題だ。

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