Facebookの従業員でさえ、同社のAppleに対する批判は正当ではないと主張

最近FacebookはAppleに関する広告を掲載し、ユーザーが他のアプリやウェブサイトを通じてアプリから追跡されることを防ぐ選択肢を与える、iOSの新機能について批判しました。同社は、これにより自社のビジネスや製品を宣伝する為にターゲット広告に頼っている中小企業に影響を与える可能性があると主張しています。

しかし、FacebookがAppleを批判したとしても、全てのFacebook社員がそれに納得しているわけでは無さそうです。Facebookの従業員から内部コメントを得たBuzzFeed Newsの報告によると、Facebookの決定とその広告の背後にある真意に疑問を呈している人もいます。

Facebookのエンジニアは、次のように述べています。「同情的なメッセージを使って人々の後ろに隠れることで、悪事を行うのを正当化しようとしているように感じます。」別の従業員は「何度も聞いたのは、『これはビジネスにとって悪いことだ。』ということだけです。私が上層部の人間に本当に言ってもらいたいのは『もし、我々自身が説明する必要が無く、人々が我々のやり方を受け入れるか否かの選択肢を持たず、便利な機能のバックエンドで不正なトラッキングを受け入れるよう曖昧にしておけば、人々はもっと幸せだろう。』ということです。」

この記事に対して、Facebookの広報担当であるAshley Zandy氏は「この取り組みが開始されて以来、文字通り世界中の中小企業から、これらの変更が彼らのビジネスにどのような悪影響を与えるのかを心配する声が届いています。中小企業にとって今は重要な時期であるため、そういった話を一般の方や自社の従業員と共有し続けます。」

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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Facebookの従業員でさえ、同社のAppleに対する批判は正当ではないと主張

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