永野芽郁が特攻服で喧嘩上等OLに 汚い言葉に「今ので大丈夫ですか?」と確認する特報映像公開 映画「地獄の花園」

永野芽郁主演、バカリズム脚本の映画「地獄の花園」が5月に劇場公開されることが決まり、特報映像が公開となった。

「地獄の花園」は、殴り合いのケンカで派閥争いを繰り広げるOLたちの世界を舞台にした作品。永野芽郁が特攻服に身を包み、本格的なワイヤーアクションに挑戦する。向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞してきたバカリズムのオリジナル脚本で、監督はPerfumeや星野源などのMVを手がける関和亮が務める。

公開された特報では、直子(永野芽郁)が務める職場のOKたちが、特攻服に身を包み、ケンカで派閥争いを繰り広げる様子が描かれる。さらには黒い日傘をさしてバラの花びらを浴びる総務部の女性も登場し、謎を呼ぶ内容となっている。最後は、カメラ目線で「寝言こいてんじゃねぇよ、ブス!」とタンカを切った永野が、「カット」の声がかかると笑顔に戻り、「今ので大丈夫ですか?」と確認する姿が映し出される。

公開決定・特報公開にあわせて、永野、バカリズム、関監督のコメントも公開された。永野は「普段の生活ではなじみのない言葉なので、イントネーションや言葉の吐き捨て方など、合っているのか全くわからず(笑)」と撮影時の苦労を語っている。バカリズムは自らの提案でOLのヤンキーものとなったことを明かし、関監督は「ありそうでなかった世界でどんなことが起こっていくかご期待いただければと思います」とコメントしている。

◆永野芽郁 コメント
ごく普通のOLライフに憧れる直子という役を演じておりますが、“なにを言っているんだろう”と思ってしまうほど暴言も吐いています。普段の生活ではなじみのない言葉なので、イントネーションや言葉の吐き捨て方など、合っているのか全くわからず(笑)。そういう点では苦労しましたね。撮影現場はずっと笑いが絶えなかったですし、監督・スタッフそして他の出演者の方みんなで面白い作品になるよう一生懸命頑張りました。きっと今までに見たことのない私をお見せできると思いますし、今までにない大きな作品になっていると思いますので、楽しみに待っていてください。

◆バカリズム コメント
今回、「女性のヤンキーものを書いて欲しい」というオファーを頂き、最初は女子高生のバイオレンスな話を書いていたのですが、もっと非現実的でバカバカしくするために関監督に「設定をOLしませんか?」と提案したところ、「面白いですね!」と乗って頂き、そこから関監督の演出でより壮大なバカバカしい映画になりました。これまで関監督とはいろんな作品でご一緒させて頂いていますが、一番バカバカしさに振り切った笑える作品になっていると思います。

◆関和亮監督 コメント
OL×ヤンキーと言うバカリズム独特の世界観を素敵なキャスト陣が全力で演じております。
ありそうでなかった世界でどんなことが起こっていくかご期待いただければと思います。

地獄の花園
2021年5月全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2021『地獄の花園』製作委員会

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