中城村役場の新庁舎で業務スタート 浜田村長「質の高いサービス実現へ」

 【中城】中城村役場の新庁舎落成式が12月20日、同村当間の同庁舎であった。1月4日から業務を開始した。新庁舎は鉄筋コンクリート製4階建てで、敷地面積は7426平方メートル。式では浜田京介村長や新垣博正村議会議長らが新庁舎入り口でテープカットし、関係者ら約100人以上が落成を祝った。

 工期は2018年10月~20年9月で、総事業費は約21億円。車は135台が駐車できる。新庁舎は吉の浦会館や護佐丸歴史資料図書館などと近くなる。これまで村民体育館内にあった村教育委員会も入る。災害時にトイレとして利用できるマンホールやエレベーターも設置されている。

 浜田村長は「質の高い行政サービスの実現につながるよう、職員一丸となって住民の期待に応えていく」とあいさつした。庁舎建設に尽力するなどした13団体、個人6人に感謝状も贈呈された。式終了後は新庁舎の内覧会があった。

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