こどもかるた小中学生熱戦 諫早

真剣な表情で札を取り合う参加者=諫早市、市社会福祉会館

 小倉百人一首を通して伝統文化に親しんでもらおうと、新春恒例の「第16回諫早こどもかるた大会」が5日、諫早市新道町の市社会福祉会館であり、市内外の小中学生26人が熱戦を繰り広げた。
 かるた指導者らでつくる諫早かるた同好会(大塩信義会長)が毎年開催。今年はコロナ対策として時間を短縮した。
 1対1で向き合い、多くの札を取った方が勝ち。異なる相手と3回対戦し、合計枚数で上位5人を決める。上の句が読み上げられるたび、下の句の札に全身で飛び付くなどしていた。
 市立西諫早小6年の松田菜緒さん(12)は「小倉百人一首は、詠んだ人の気持ちを考えながら句を覚えて、札が取れるようになっていくのが面白い」と話した。

 順位は次の通り。(敬称略)
 (1)村上陽菜(2)松田菜緒(3)宮崎栞(4)盛弓咲(5)盛弓香

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