大幅増8000万円サインの〝2冠〟ソフトバンク石川が色紙に記した珍目標

投手2冠の石川が記した目標は…

リーグ2冠に輝いたソフトバンクの石川柊太投手(29)が5日、ペイペイドームで契約更改に臨み、3200万円アップの年俸8000万円+出来高払いでサインした。

昨季は11勝3敗、防御率2・42。わずかに規定投球回数には届かなかったものの、最多勝と最高勝率の2冠に輝いた。

さらに念願だったスピードアップ賞も獲得した。投手では無走者時の平均投球間隔の短かった選手が受賞する特別表彰だ。

「スピードアップ賞は一番狙っていた賞。(同賞規定の)100イニングを規定投球回の120イニングより目標の一つにしていたので」と笑顔で振り返った。

色紙に書いたのは2年連続、もしくは3回目の受賞で達成できる「スピードアップ賞殿堂入り」。倍額の賞金100万円が贈られ、以降の表彰対象からは外れる。過去には、投手では現楽天の牧田、2015~2017年に中日に在籍したバルデス。また、野手では中日・京田が〝殿堂入り〟している。

(金額は推定)

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