スイス・ローザンヌ移籍の鈴木冬一が出国「目に見える結果を」

スイスへ向け出国した鈴木(UDN SPORTS提供)

J1湘南からスイス1部ローザンヌへ完全移籍したMF鈴木冬一(20)が5日、チームに合流するため出国した。鈴木はマネジメント事務所を通じてコメントし、自身初の海外挑戦へ向けて強い意気込みを語った。

――J1最終節からの過ごし方は

鈴木 リラックスして1年間の疲れを取って、1週間ぐらいトレーニングをした。準備とリラックスを両方していた。今は「やっとか」という 気持ち。

――海外の舞台でどこを磨いていきたいか

鈴木 試合に出なければ磨くも何もない。ローザンヌの戦術や環境に慣れることが大事。今までやってきた攻撃、守備のところは出しつつ、ローザンヌのスタイルを理解してなじんでいきたい。

――初めは言葉の壁もあると思うが

鈴木 言葉は分からないかもしれないが、積極的にしゃべっていきたい。自分のコミュニケーション能力が試される。

――プレー面でアピールしたい部分は

鈴木 自分自身のアジリティー、ハードワーク、左足の精度が武器になると思っている。そこを存分に発揮した上で、求められる戦術を自分の中に落とし込みながらやっていきたい。

――憧れていた海外挑戦

鈴木 移籍がこのタイミングで来てくれて迷いなく決断できた。すごくわくわくしている。小さい頃から海外でプレーするのを目標にやってきた。やっと一歩踏み出せたという心境。

――東京五輪の位置づけは

鈴木 あんまり深く考えていない。僕の活躍次第で選ばれると思っている。まずはローザンヌで試合に出ることを第一にやっていきたい。

――今季の目標は

鈴木 まずは1試合でも多く出て、なおかつアシスト、ゴールと目に見える結果を出したい。信頼というのがすごく大事。そこを半年間でつかめるようにしっかりとやっていきたい。

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