デヴィ夫人が〝年越し密パーティー〟開催「私は火星から来たから大丈夫」

コロナにかからないと言い切るデヴィ夫人

貴婦人は〝火星人〟だからコロナもへっちゃら!? タレントのデヴィ夫人(80)が、大みそかの31日に都内の高級ホテルで、90人規模のカウントダウンパーティーを主催し大波紋を呼んでいる。当日はくしくも、東京都で新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となる1337人を記録し、日本中が震撼したなかでの開催だった。本紙は、パーティーでノーマスクのデヴィ夫人がお姫さま抱っこされる様子を収めた動画を入手。コロナ禍でのパーティーをどんな思いで開催したのか? 本人に緊急直撃してみた――。

「ビューティフォー!」

本紙が入手した動画には、歓声の中でダンスのパートナー男性からお姫さま抱っこされ、気持ちよさそうに舞うデヴィ夫人の姿が映っていた。その口元からは、キレイな白い歯がのぞいた。

コロナに翻弄された2020年。その大みそか午後9時半から、都内の高級ホテルでデヴィ夫人のカウントダウンパーティーが盛大に開催されていた。関係者によると、その宴は日をまたいだ1日午前1時過ぎまで行われたという。

パーティーは晩さんとダンスがメインで、会費は3万8000円。デヴィ夫人のセレブ人脈から約90人が集まった。ドレスコードは男女とも指定され、ゴージャスな雰囲気に包まれた。

本紙はさまざまな関係者から、パーティーの模様を収めた複数の動画を入手。その一つが、冒頭のお姫さま抱っこシーンだ。

デヴィ夫人は背中を大胆に開けたピンクのかわいらしいロングドレス。なんとノーマスクだ。ダンスの相手を務めた男性は黒のタキシードで、黒のマスクをしていた。

会場に流れる音楽の調べに乗り、デヴィ夫人は男性に体を密着させて優雅に踊る。〝濃厚接触〟といっていいだろう。

別の動画では、女性歌手がTRFのヒット曲「EZ DO DANCE」を熱唱。その歌に合わせ、タキシード姿の男性が飛沫対策のフェースガードをしながら、タレントの芋洗坂係長をほうふつとさせるキレッキレのダンスを披露する。他の出席者がマスクをしている姿は少なく見える。

「大いに盛り上がったせいもあってか、マスクはしない雰囲気になっていました」(関係者)

大みそかといえば、東京都で新型コロナの新規感染者数が初めて1000人を超える1337人を記録。また、政府が5人以上での会食を控えるように呼び掛ける中、約90人が出席したパーティーを開いたとなれば批判されても仕方がない。しかも、デヴィ夫人は昨年7月にもパーティーを開催して物議を醸したばかりだ(本紙既報)。

ワイドショーなどにもご意見番として度々登場するデヴィ夫人は、どんな思いでパーティーを開いていたのか? 本紙が電話で聞いた。以下、一問一答。

――マスクをしていなかった出席者が多かったように見受けられる

デヴィ夫人(以下、デヴィ):全員マスクしています。ただお食事が始まりましたら皆さんマスクは外しましたけど。10人がけのテーブルで(出席者は)5人がけにしたり(対策は)しました。

――入手した動画で確認している

デヴィ:検温台4台と消毒液4個もございました。わたくしの友人方は皆さん、雑踏へ行かないですし、(移動は)おクルマの方が多く、電車やバスにも乗らず、居酒屋にも行かない方ばかり。「感染しない・させない」が合言葉で気をつけている方ばかりです。

――出席者が90人もいれば雑踏に行く人も紛れるのでは

デヴィ:わたくしたちは大丈夫です。

――デヴィさんはマスクをしていなかった

デヴィ:(開宴の)最初はしていましたよ。

――ダンスの時はしていない

デヴィ:ダンスの時にマスクしたら呼吸が苦しくて失神しちゃいます。

――であれば、ダンス自体を控える選択は

デヴィ:年に1回、新しい年を迎えるのに(ダンスを控えるのは)とんでもないです。

――コロナを恐れていない感じがうかがえる

デヴィ:かからないと自負しております。火星から来た別世界の人間ですので。オホホホ。でも、わたくしたちも気をつけていますもの。

――気をつけてもかかってしまう

デヴィ:いえいえ。5回くらい大きなパーティーを催していますけど、感染者は出ていません。わたくしの手なんて消毒液で荒れていますよ。どこへ行ってもアルコール、アルコールで。

――ひょっとして、セレブルートで、すでにワクチンを極秘に接種したのでは

デヴィ:いえ、わたくしは受けないです。(医科学的に100%)証明できていませんもの。

――2度目の緊急事態宣言期間は1か月程度とみられる。その間、パーティーは

デヴィ:3月までないです。

――最後に、マスクの必要性はどう思う

デヴィ:するべきだと思います。わたくしも普段していますよ。一番重要だと思います。

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