桑原あい、キャリア初のソロ・ピアノAL発売決定&GReeeeN「星影のエール」のカヴァー先行リリース

(c)垂水佳菜

ジャズ・ピアニストの桑原あいが、親交の深い著名人が選曲に参加した、キャリア初のソロ・ピアノ・アルバム『Opera』を4月7日にリリースすることが決定。また、同作から山崎育三郎が選曲した、GReeeeNの楽曲「星影のエール」のカヴァーが先行リリースされた。

本作は、桑原にとって通算10枚目(企画盤含む)となるアルバムで、彼女の豊かな表尾力を最大限に引き出すジャンルの垣根を超えた名曲のカヴァーを中心に構成されている。録音はクラシック・コンサート専用ホール「東京オペラシティ リサイタルホール」にて3日間にわたり実施。ステージの上でピアノと対峙して紡ぎ出した渾身の演奏が、素晴らしい響きとともに真空パックされている。

収録全11曲のうち5曲は、桑原の音楽を愛する著名人に選曲を依頼。山崎育三郎、シシド・カフカ、立川志の輔、社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)、平野啓一郎が参加し、それぞれが「桑原あいのピアノで聴いてみたい!」というナンバーをセレクト。ビル・エヴァンスからボン・ジョヴィまで、多彩な楽曲が桑原の編曲により奏でられている。

「星影のエール」は、山崎育三郎も出演したNHK連続テレビ小説『エール』の主題歌であり、昨年大晦日の『第71回NHK紅白歌合戦』でもGReeeeNのパフォーマンスが大きな話題となったばかり。自身も『エール』の大ファンだったという桑原は、情感を込め、優しくダイナミックにメロディを紡いでいる。

アルバム・ジャケットには、オランダの著名な写真家、ヘレン・ファン・ミーネの作品を採用。10年以上前にロシアで撮影された少女の写真で、少しミステリアスな雰囲気をまとい奥行きのある作品の世界観が表現されている。

■リリース情報

桑原あい

『Opera』

2021年4月7日(水)発売

SHM-CD UCCJ-2189 3,300(税込)

Verve/ユニバーサルミュージック

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