シーバルーン、前澤ファンド出資受け「海中旅行」事業本格始動

株式会社シーバルーンは、海中旅行事業を推進しており、株式会社前澤ファンドの出資・支援を受け、SEA BALLOON(シーバルーン)の製造に着手する。また、事業の本格始動に合わせて2021年1月1日よりティザーサイトを公開した。

Seaballoon海中旅行イメージ映像

シーバルーンは、2016年より海中旅行事業の準備を開始し、「海中旅行」という新しい市場の開拓・グローバル展開・SEA BALLOONの製造・海中旅行の事業化のためにはより強力なパートナーおよび出資者が必要と考えていたという。その中で、「社会課題の解決」や「趣味の追求」を事業テーマに掲げ、起業家や団体に出資を行う前澤ファンドの理念と一致し、同社からの出資・支援を得る運びとなった。

(左)株式会社シーバルーン代表取締役 米澤徹哉氏(右)株式会社前澤ファンド代表取締役 前澤友作氏

シーバルーンは、2016年にSEA BALLOONを構想してから、世界中の技術開発パートナーと連携して準備を進めてきた。現在、SEA BALLOONの事業化・開発のための設計及び検証を終え、最終設計が完了しているという。前澤ファンドの出資・支援を得る事で、SEA BALLOON製造着手および事業化に向けた本格的な事業展開を開始し、今後の計画はティザーサイト等で随時紹介していく予定。また、同連携に関する内容は、前澤ファンド公式サイト内でも紹介されている。

海には様々なマリンアクティビティやサービスがあるが、陸上で過ごす時と同じ状態で、海中へ普段着のまま、誰でも容易に行く事には多くの制限や課題があった。従来のアクティビティでは、特殊なスキルや体力が必要であったり、海中の一部分を見ることはできても、自由に海の中の世界へ到達する事はごく限られた人しかできなかった。また、潜水艇による海中への潜航には多額の資金が必要だったりと、海中を目指す事は大きな障壁と困難が存在する。

そこで、シーバルーンはこれら課題の解決を図り、子供や年配の方、体の不自由な方でも海中へ「安心・安全・快適」に行ける場を提供するためSEA BALLOONを考案。SEA BALLOONは、陸上と同じ条件下で、特殊なスキルや体力に関係なく、海中の旅を実現するための独自構造を持ち、すでにその設計を完了している。

SEA BALLOONは、最大深度100Mまでの海中世界の旅を提供する事が可能で、予めシステムに設定した海中のコースに沿って自動運転で稼働する。また、利用者に制限なく、子供から年配の方まで利用することができる。SEA BALLOON独自の構造により、海中にいながら通信も可能。

▶︎株式会社シーバルーン


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