メッシのため米MLSクラブを丸ごと購入? バルセロナがエース引き留めへ仰天プラン

メッシ(左)は先日のビルバオ戦でもキレある動きを披露した(ロイター)

スペイン1部バルセロナが、今季限りで契約が切れるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)を引き留めるために仰天プランを用意している。

メッシを巡っては退団が既定路線でイングランド・プレミアリーグのマンチェスターシティーやフランス1部パリサンジェルマンが新天地の有力候補に浮上している。

そうした中でバルセロナではクラブの次期会長選挙を間近に控えており、各候補が現在最大の懸案となっているメッシの引き留め策をプレゼンしている。中でも候補者の一人であるシャビ・ビラジョナ氏のサプライズ計画が話題を呼んでいる。

スペイン紙「マルカ」アルゼンチン版は「メッシを説得するためのバルサのクレイジーな計画」と題してその内容を紹介。

「メッシを説得するために、MLSのクラブを購入する可能性がある。彼のアメリカンドリームを利用する考えだ。また、数年後に米国でメッシとFWルイス・スアレス(33=アトレチコ・マドリード)を再会させる。2人は公私で素晴らしい友人だからだ。この戦略でバルセロナは、マンチェスターCの攻撃に対抗したいと考えている」。

メッシは以前から将来的に米国でのプレーを希望しており、すでにマイアミに高級マンションを購入。マンチェスターCは昨夏に獲得に動いた際に、保有する米MLSニューヨークシティーへの入団とセットの異例の契約を準備していた。

そうした動きに対抗する形でバルセロナもMLSクラブを買収してメッシの希望に応えようというわけだ。さらに親友のスアレスも加入させ、メッシの夢を全面的に叶えるプランという。

新型コロナ禍で厳しい財政状況のバルセロナだが、メッシ残留のために大奮発することになるかもしれない。

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