コロナ〝口止め不倫〟発覚のロッテ・清田 周囲から「やっぱりな」の声が上がるワケ 

ゲスい不倫が発覚した清田に周りの反応は…

昨年、新型コロナウイルスに感染したロッテの清田育宏外野手(34)が、球団に虚偽の説明をしていたことを写真週刊誌「FRIDAY」(電子版)が7日に報じた。チームが集団感染した際に不倫相手の女性と会食していたことを球団に報告せず、その女性に対しても〝口封じ〟をしたという。

清田といえば過去にも不倫トラブルを起こしているのだが、今回はコロナもからむ不適切言動なだけに、事実だとしたら言い訳のしようがない。そんな清田に球界では、ブーイングとともに「あいつならやりかねん」との声も上がっている。

「一度ならず二度までも同じ過ちを繰り返すとはねぇ。まあでも、本人のことを知っている人であれば『やっぱりな』という声が真っ先に出てくるとは思うのですが…」ある球界関係者があきれ顔でこう話す。

7日の「FRIDAY」(電子版)によれば、妻子持ちの清田は2017年ごろに食事会で知り合った女性と、昨年秋まで交際を続けていたという。既婚者の不倫自体、昨今のご時世では許される行為ではないが、今回の問題点はそれだけではない。

昨年10月、ロッテの選手、関係者計13人が新型コロナウイルスに感染したとされる札幌遠征中にも、清田は遠征先のホテルで女性と密会。しかも、その後に本人のコロナ感染が発覚したにも関わらず、当該女性に密会事実の口止めと病院での検査を止めるよう指示していたというのだから開いた口が塞がらない。

清田は5年前にも別の一般女性との不倫交際でトラブルに発展した〝前科〟がある。冒頭の関係者が「一度ならず二度も…」と漏らすのも当然で、ロッテも今回の清田の醜態には「重く受け止めている。内容を精査させていただき、事実確認をした上で厳正にしかるべき処分を行う」(球団広報室)と、厳しい処分を検討しているという。

それにしても、なぜ清田は過去に痛い目に遭っているにも関わらず、懲りないのか。清田をよく知る冒頭の関係者は「おそらく本人の人間性や性格が深く関わっている」としてこう続けた。

「彼はとにかく猪突猛進で、良くも悪くも気持ちの切り替えが異常に早いのが特徴です。すでにチーム内では周知されていますが、たとえば守備でエラーをしたり、大事な場面で三振を喫しても一瞬こそ悔しい表情を見せますが、数分後には何事もなかったようにケロっとしていますから。何事に対しても後先を考えないのでしょう。そんな性格だから、鳥谷など普通なら声をかけづらいベテラン選手とも臆することなく接することができるわけです。今回の記事でも不倫女性に対し浮気がバレるたびに何度も号泣したと書かれてましたよね? その姿が想像できてしまうのもまた彼らしいんですよ」

ただ、この天真爛漫な思考が裏目に出ることもある。

「気持ちの切り替えが早い分、集中力が続かない。だから、短期決戦などでは実力以上の力を発揮しますが、長いシーズンで結果を残すことは難しいのです。彼がロッテでレギュラーをつかめないのはその点に尽きる。今回の醜聞を糧に、本人も気持ちを入れ替えてくれればいいのですが」(前出関係者)

切り替えの早さは長所だけにしてほしいところだが、性格や人間性はそう簡単に変えられるものではない。今後の動向が気になるところだ。

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