24キロ超えのロウニンアジ

 チームOPA!の初釣りは、毎年1月3日に津堅島沖で天秤釣りというのが恒例となっている。令和3年1月3日も泡瀬漁港から若潮3で出船した。津堅島沖の「ビービー」ポイントで竿を下ろした。釣りを開始して、すぐに幸地泰成さんはオキアミを付け餌に天秤仕掛けを下ろし、40~50センチのサンノジを5連発。崎浜秀智さんはスルルーを付け餌で50~60センチのタマンやウムナガーを数匹釣り上げた。嘉陽直志さん、嘉陽光君親子はフカセ釣りで2~4キロのカツオやツムブリが連発。小学3年生の光君も魚の強い引きに耐え、1人で3キロのツムブリを釣り上げた。

 昼過ぎになると魚のアタリは少なくなったが、夕方までには参加したメンバーの大型クーラーは満杯状態となった。一発大物を狙って、私は釣れたムロアジを餌に大物仕掛けを下ろすと、すぐに大物がヒット。今年初の大物のヒットに少し慌てたが、しばらくやり取りをしていると、あと水深10メートルのところまで巻き上げができたが、最後の抵抗を見せて痛恨のライン切れ。がっかりしている私に、嘉陽さんが1.3キロのツムブリを快く提供してくれたので、再び大物仕掛けを落としたらすぐにヒット。今度は最後まで油断せずやり取りをして、24.89キロのロウニンアジを釣り上げることができた。良きメンバーのおかげで楽しい初釣りになった。若潮3(電話)090(5388)4998

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