菅野の代理人ジョエル・ウルフ氏が会見 交渉中はダル、マエケンが「大きなサポートをしてくれた」

巨人残留を決めた菅野

巨人残留が決まった菅野の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が8日(日本時間9日)オンラインでの電話会見に応じ、交渉期限ギリギリまでの「数日間、6球団と真剣な交渉を行っていた。4年契約、3年契約、2年契約(のオファー)を受けていたが、これを超えなければヨミウリに戻るというボーダーラインがあった」ことを明かした。

「スガノさんはとても賢くて、準備のことについても熟知していて、(肩やヒジなど)腕を故障したことがない。(契約できなかった)多くの大リーグ球団は後悔すると思う」と話した。菅野をオフィスに迎えて行ったという打ち合わせは「みんながマスクをして、ソーシャル・ディスタンスを取って」行い、テキサス州ダラスの自宅にいるパドレスへ移籍したダルビッシュ有投手、日本に一時帰国中の前田健太投手が電話やオンラインで菅野にアドバイスを送るなど「大きなサポートをしてくれた」ことも明かした。結局、大リーグ球団との契約には至らず、菅野にとっては「とてもタフな決断となった」とウルフ氏。菅野はすでに帰国の途についたことも明かした。

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