ヘタフェ移籍のMF久保建英 ぶっつけ本番デビュー戦で驚異のパス成功率100%を記録

久保建英

スペイン1部ヘタフェのデビュー戦で日本代表MF久保建英(19)が見せた衝撃のプレー内容が明らかになった。

ビリャレアルから再レンタル移籍で8日にヘタフェに加入し、11日のエルチェ戦で練習なしのぶっつけ本番で新天地デビューを飾った久保。2得点に絡む活躍でホセ・ボルダラス監督(56)や現地メディアから称賛の嵐となったが、保有元レアル・マドリードの情報を扱う専門メディア「ロスブランコスライブ」が久保のプレー内容の詳細を伝えた。

エルチェ戦では後半19分から26分間プレーし、11本のパスを全て通して驚異のパス成功率100%を記録した。

さらに、2本のパスカット、1対1のボールの奪い合いにあたるデュエルで1度勝ち、マイボールにするボールリカバリーにも1度成功した。これは前所属のビリャレアルでウナイ・エメリ監督(49)にダメ出しされてきた守備面やフィジカル面でも十分やれることをプレーで証明したと言えるだろう。

苦難が続いた日本の至宝だが、環境が変わって今後に期待を抱かせるデビュー戦となった。

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