【ラグビーTL】東芝の2選手がコロナ感染 16日も開幕戦中止の可能性も

16日に東芝の開幕戦が予定されている国立競技場

ラグビー日本代表のリーチ・マイケル(32)らが所属するトップリーグ(TL)の東芝は12日、選手2人が9日までに新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。

7日にチーム全選手とスタッフがPCR検査を受診。再検査となった選手1人の陽性が9日に確認された。また、8日に発熱症状があった選手1人が再検査を行った結果、陽性反応を示した。これらを受け、11日には選手5人が濃厚接触者に指定された。

チームは8日から全選手・スタッフにチーム活動の停止と自宅待機を指示し、9日にはクラブハウスおよび関連施設の消毒を実施。チーム全体の活動再開時期については、所管する公的機関やチームドクターとも相談しながら検討していくという。

TLは、12日にトヨタ自動車で13人、サントリーで7人、キヤノンで24人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことから、トヨタ自動車―サントリー(16日、豊田)とリコー―キヤノン(17日、駒沢)の開幕カード2試合を中止すると発表。東芝は16日にNTTコミュニケーションズ(国立競技場)と対戦するが、最悪中止の可能性も出てきた。

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