【通期業績上方修正】クリエイトSDHD、修正幅は売上+1.4%、営業利益+8.1%

【2021.01.13配信】クリエイトSDホールディングスは、2021 年5月期第2四半期業績が予想よりも上振れたことを受け、通期業績予想を上方修正した。直近の予想値からの修正幅は売上+1.4%、営業利益+8.1%などとなっている。

今回公表した2021 年5月期通期連結業績予想値(2020 年6月1日~2021 年5月 31 日)は、売上高3383億3000万円(前回予想値との差+1.4%)、営業利益 178億6000万円(同+8.1%)、経常利益 182億8000万円(同+8.0%)、純利益 123億円(同+8.9%)。

2021 年5月期第2四半期業績が予想よりも上振れたことを受けたもの。第2四半期業績は1686億7100万円(予想値との差+1.9%)、営業利益 96億8300万円(同+22.0%)、経常利益 99億700万円(同+21.7%)、純利益 67億3100万円(同+21.1%)だった。

主な要因は感染対策品の好調と、販管費の圧縮によるもの。
第2四半期累計期間の連結業績は、新型コロナウィルス感染症の影響により感染症予防対策商品や外出抑制に伴う食品等の需要増加により物販売上高が大幅に伸長。一方で、販管費については、「三密防止」の観点から販促企画を縮小したことによる販売促進費の減少や、人時コントロールによる人件費増加抑制、水道光熱費の削減等に努めたことにより、営業利益、経常利益、純利益が当初計画を上回る結果となったとしている。
通期については、新型コロナウィルス感染症の影響が不透明な中、販促企画の縮小継続を見込む。一方で、エブリデイロープライス(EDLP)該当品目の増加もあり、感染防止施策の強化に加え、営業関連の先行投資等を計画する。こうした内容を勘案し、連結業績予想を修正した。

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