ドラゴンゲートのKzy(34)が2021年の逆襲を誓った。
13日の東京・後楽園ホール大会では復活した「ナチュラルヴァイブス」の横須賀ススム(42)、堀口元気(42)と組み、オープン・ザ・トライアングルゲート王者の「R・E・D」吉田隆司(38)、KAZMA SAKAMOTO(38)、SB KENTо(20)組に挑戦。
Kzyは相手の連係に苦しみながらも、KENTоに強烈なアッパーを叩き込んで応戦。最後は吉田をクモガラミ(変型裸絞め)で沈め、ベルトを奪取した。
試合後は吉田が追放されるなどユニットの亀裂を露呈した「R・E・D」を尻目に「無事(ベルトを)取れて安心した。向こうのチームワークとこっちじゃ雲泥の差だ。ここからが『ナチュラルヴァイブス』の第2章」と語った。
さらに昨年後半から失速していたが「ユニット復活を機に切り替える。まずはベルト、そして個人のベルトを忘れずにいきたい」と気を引き締めた。
勢いづくKzyの刺激となっているのは漫画「スラムダンク」の映画化発表だ。「かなり気になる。好きなキャラはフラフラになっても、ここ一番でシュートを決める勝負強さのある三井寿」。
ケガや一時の非行でどん底を味わいながら「安西先生…! バスケがしたいです…!」の名言とともに復活を遂げた屈指の人気キャラ・三井に自らを重ね闘志を燃やす。
ナチュラルヴァイブスも17日の神戸サンボーホール大会で新メンバー公開オーディションを行い、2月5日東京・後楽園ホール大会でお披露目予定。勢いを増すこと間違いなしだ。ユニットとそれを率いるKzyが、新章に突入したドラゲーマットの台風の目になりそうだ。