【東京女子プロレス】辰巳リカ涙の8代目POP女王「死ぬまで防衛していきます」

ベルトを抱いて涙する新王者の辰巳

4日の「東京女子プロレス」東京・後楽園ホール大会で行われたプリンセス・オブ・プリンセス選手権で、挑戦者の辰巳リカが王者・坂崎ユカを執念で撃破し、第8代女王となった。

試合は辰巳が坂崎の脚に狙いを絞り、インディアンデスロック、ドラゴンスクリュー、4の字固めと畳みかけ動きを止める。坂崎のスリーアミーゴス(連続ブレーンバスター)3発目を垂直に落とされピンチに陥る場面もあったが、最後は再三のドラゴンスクリューからヒップアタック、4の字固めとつなぎタップを奪った。

両者涙の抱擁を交わしマイクを握った辰巳は「ずっと挑戦して、やっとこのベルトにたどり着きました!まだ世界は制限ばかりだけど、東京女子プロレスが皆さんの希望になったらうれしい。死ぬまで防衛していきます!」とアピールした。

すると昨年11月まで辰巳とプリンセスタッグ王座を保持していた、渡辺未詩(21)がリングに上がり「去年まで一緒に戦ってきたリカさんを超えたい」と挑戦を表明する。

これに辰巳が「気持ちは分かるし、うれしい。じゃあ来月11日に後楽園大会があるからそこで初防衛戦、戦いましょう」と応じ、両者のタッグ「白昼夢」同士での王座戦が決定的となった。

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