【ラグビー】TLが開幕を延期 全濃厚接触者の特定に時間要す

太田治チェアマン

日本ラグビー協会は14日、選手などに新型コロナウイルスの陽性者が多数出たため、16日に予定されていたトップリーグ(TL)の開幕を延期すると発表した。

この日は神戸製鋼で10人、東芝で5人、NECで3人の選手、関係者の陽性が確認されたと発表。すでに12日にキヤノン(24人)、トヨタ自動車(13人)、サントリー(7人)の陽性者が出たため、16日のトヨタ自動車―サントリー戦、17日のリコー―キヤノン戦の中止が決定していた。さらなる陽性者の確認で全濃厚接触者の特定に時間を要しており、安心・安全を確保するため、全試合を延期することになった。

新たな開幕時期についてオンライン会見に臨んだTLの太田治チェアマン(55)は「2月初旬から中旬にスタートできればと思っている」と語った。開幕延期に伴い、大会フォーマットを変更し、後日改めて発表するとした。閉幕に関しては当初予定(5月下旬)に合わせる方針となっている。

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