ソフトバンク7年目左腕・笠谷「森下チェンジアップ」で世代交代だ

マウンドから投げ込む笠谷。右は和田(代表撮影)

ソフトバンクの7年目左腕・笠谷俊介投手(23)が、新球「森下チェンジアップ」で先発枠定着を誓った。

このオフ、地元で大分商の1学年後輩で昨季のセ・リーグ新人王・森下(広島)と練習。直々に指南を受け「ストレート回転でストライクも取れるチェンジアップです。今のはどちらかと言うと空振りが取れるチェンジアップ。空振りかボールかって感じになっているんで。ポンポンとストライクを取れる球があればいいなと思って取り組んでいる」と意図を明かし、習得を目指す。

ローテ定着を狙う新シーズンを前に心技体でレベルアップを図る笠谷は、今オフも和田毅投手(39)の自主トレに参加。14日も長崎で体幹強化メニューやランニングなどでみっちりと鍛えられた。「いつまでも後ろを追いかけていられないと思っている。いつか前に出ないといけない。今年が勝負だと思っています」と師匠超えを宣言した。

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