最高気温35.9℃に辟易しました【木造駅舎巡礼09】釜石線02

※2020年9月撮影

トップ画像は、JR東日本釜石線小佐野駅。上り花巻行各駅停車が到着します。筆者はこれに乗って遠野駅に向かいました。

10時44分に小佐野駅に到着。次の上り列車は12時17分、たっぷり93分あります。駅舎の写真は、のんびり撮っても30分かかりませんから1時間ほどここで過ごすことになります。お昼ご飯でも食べようと思って駅員さんに訊きましたが、駅の近くに飲食店は無く(ラーメン屋は数軒あります)、炎天下を歩いて行くのはイヤなので空腹をかかえて待ちました。暑くてラーメンという気分にはなれなかったのです。

※2020年9月撮影

待合室の東側はピロティーになっています。

※2020年9月撮影

待合室の出入口。というかここが駅の出入口です。木造の屋根が良いですね。

※2020年9月撮影

古い改札口が残っていました。

※2020年9月撮影

錆びていますが、貴重な改札口を記録しておきます。

※2020年9月撮影

駅舎の釜石駅側。左は国道283号線

※2020年9月撮影

旧・改札口側のアップ。駅舎窓口の前に赤い三角ポールが置いてあって進まない様にしてあります。

※2020年9月撮影

国道を進むと釜石港、釜石駅です。見えている青い跨線橋を渡って釜石製鐵所山神社に行ってみようかとも思ったのですが、剰りの暑さに辟易して止めました。右はパチンコ屋さん。

※2020年9月撮影

駅前、国道を渡って南に行くと警察署、税務署、ドラッグストア(とラーメン屋)などがあります。右の角は、和・洋菓子屋さん。ヒマなので覗いてみました。美味しそうでしたが、空腹を満たすにはちょっと甘過ぎるかな。(笑)南側、すぐに山にぶつかります。

※2020年9月撮影

国道を渡って小佐野駅。北側は山が連なります。つまり駅の南側を流れる甲子川が削った谷に沿って釜石線が走り幅の狭い平地が繋がっているのです。北側の山の向こうには甲子川の支流小川川というこれも奇妙な名前の川が削った谷に沿って市街地が1kmほど山に入りこんでいます。

※2020年9月撮影

駅舎左側の小屋がトイレです。

※2020年9月撮影

駅舎横の歩道に戻りました。左がトイレ、冬は寒いのでしょうね。大きな石油タンクがあります。

※2020年9月撮影

ようやく花巻行各駅停車が来る時刻になったのでホームに出ます。構内踏切から花巻駅側に引き込み線が見えます。左の建物はJR東日本の建物ではない様です。

※2020年9月撮影

では遠野駅に向かいます。釜石線と言えば陸中大橋駅から仙人峠に登って行くΩ字浄の第二大橋トンネルや鬼ヶ沢橋梁など見どころ満載です。次回はこの辺りもチラッと見ながら進みます。

(写真・文章/住田至朗)

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