FWルーニー現役引退でダービー監督就任 イングランド代表歴代最多の53得点

MFベッカム(右)とともにイングランド代表を支えたFWルーニー

イングランド2部ダービーの元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(35)が現役引退することになった。ダービーは15日に2023年夏までの契約で専任の監督に就任すると発表した。

昨季途中にDCユナイテッド(米国)から選手兼コーチとして加入したストライカーは、昨年11月にフィリップ・コクー前監督が解任されたことを受けて、監督代行として暫定的に指揮を執っていた。その間、公式戦9試合3勝2敗4分けと好成績を収めたことで、専任指揮官へ〝昇格〟し、現役引退を決意したようだ。とはいえチームはまだ2部リーグで24チーム22位と低迷。今後どこまで順位を上げられるかに注目が集まる。

ルーニーはイングランド代表として歴代最多の53得点をマーク。イングランドプレミアリーグでは、エバートンとマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、通算208ゴールを決めている。

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