【WWE】中邑真輔 従兄弟ジェイを蹴散らしレインズに宣戦布告

必殺のキンシャサでジェイ・ウーソ(右)を沈めた中邑真輔(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ15日(日本時間16日)発】WWEのスマックダウン大会が配信され、〝黒いロックスター〟中邑真輔(40)がユニバーサル王者ローマン・レインズ(35)と共闘する従兄弟ジェイ・ウーソ(35)とシングル戦で激突した。

先週のガントレット戦で快進撃もレインズ&ジェイの策略でPPV「ロイヤルランブル」の王座挑戦権を逃した中邑は、試合前に「吹けよ風、呼べよ嵐」とツイッターに投稿すると入場曲を「ザ・ライジング・サン」に変更してリングに登場した。

挑発するジェイをハイキックで蹴散らすと、ニー・ドロップやスピンキックで攻め込んで試合を優勢に進める。試合中盤にはキンシャサを狙うも、カウンターのスーパーキックからのフロッグスプラッシュを放つジェイをヒザで迎撃するなど白熱の攻防を展開。

終盤にはポストに誤爆したところ、ジェイからロープを使って3カウントを奪われてしまうが、これは見つけたレフェリーにより無効になる。最後は抗議するジェイに必殺のキンシャサを叩き込んで文句なしの3カウント。雪辱を果たし、ゲスト解説していたパートナーのセザーロ(40)と抱き合って勝利を祝福した。

さらに試合後には「あいつらは俺の一番大事なチャンスを奪った。次は何だって?もちろんローマン・レインズだ!アイツ持ってこい!」とユニバーサル王者に宣戦布告した。

この日は王座挑戦者がWWEオフィシャルのアダム・ピアース(42)からケビン・オーエンズ(36)に変わるハプニングがあったが…。今後の展開に注目したい。

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