地産地消「諫早ランチ」第5弾販売開始 市役所食堂 29日まで

「ながさき健王豚ロース肉のステーキ~にんじんフリット添え~」をPRする永江店長=諌早市役所食堂「レストランながえ」

 長崎県・諫早市役所本館2階の食堂「レストランながえ」と市農林水産部は14日、地産地消スペシャルメニュー「諫早ランチ」第5弾となる「ながさき健王豚ロース肉のステーキ~にんじんフリット添え~」(800円)の販売を始めた。
 諫早産の農畜産物や水産物のPRが目的で、昨年11月に始まった「諫早に経済を取り戻そうフェア」の一環。健王豚は県央農協養豚部会の生産者10人が育てるブランド豚で、深みのあるまろやかな味わいと上質な脂の甘みが特長。
 厚さ約2センチのロース肉を低温のオーブンでしっとりと焼き上げ、しょうゆベースのソースで仕上げた。諫早産ニンジンを細くサクサクに揚げたフリットが添えられ、食感の違いも楽しめる。ニンジンは規格外などで出荷されなかったものを農家から譲り受け使用。永江信敏店長(30)は「おいしく食べてもらい、食品ロスを少しでも減らせれば」と話した。販売は29日まで。

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