17日（日）は全国的に昼間も厳しい寒さとなる見込み。また、日本海側では雪や吹雪に注意が必要となる。

日本海側は断続的に雪

　17日、日本付近は冬型の気圧配置となっていて、上空にはきのうの比較的暖かな空気から一転、真冬の冷たい空気が流れ込んでいる。このため、日本海側では雪の所が多く、北日本を中心に3時間に10センチくらいの雪の降っている所もある。

　夜にかけても日本海側では雪の降りやすい天気が続き、局地的には強く降ったり、雷を伴う所もありそうだ。また、風も強く、吹雪く所もある見込み。平年と比べると2倍から3倍以上の雪が積もっている地域もあるため、なだれや落雪にも引き続き注意が必要だ。

晴れる地域も空気は冷たい

　太平洋側では午後にかけて晴れ間の広がる所が多くなるが、関東では雲が取れにくく、一部で弱い雨や雪の降る可能性がある。また、晴れる地域を含めて気温はあまり上がらず、土曜日よりも大幅に低くなる見込み。
　きょうも大学入学共通テストが行われているが、全国的に土曜日との気温差が大きく、季節が2カ月くらい逆戻りする地域もあるため、体調崩さないよう、寒さ対策も万全にするようにしたい。

（気象予報士・佐々木聡美）