【新日本】オカダがEVILとの雪辱戦へ「離れてしまったファンを引き戻そうぜ」

マネークリップで東郷からギブアップを奪ったオカダ(上)

新日本プロレスの18日・後楽園ホール大会で、オカダ・カズチカ(33)がEVILとのリベンジマッチへ猛デモを敢行した。

オカダはこの日、石井智宏(45)、YOSHI―HASHI(38)と組みEVIL、高橋裕二郎(40)、ディック東郷(51)組と対戦した。EVILに対しフラップジャック、さらにはマネークリップを仕掛けていったが、バレットクラブの悪の連携につかまり集中攻撃にさらされる。それでもパートナーのアシストで東郷との一騎打ち状態になると、打点の高いドロップキックを発射。そのままマネークリップ(変型コブラクラッチ)に捕らえてギブアップを奪ってみせた。

昨年7月の「NEW JAPAN CUP」優勝決定戦でEVILに敗れているオカダは、雪辱戦を要求中。EVILもこれを受諾しており、団体からの正式発表はされていないが、再戦は不可避と見られている。オカダは「『2020年、新日本プロレス、ファンが離れてしまってんじゃないの?』と去年言いましたけど、まあ簡単な話、原因は俺でしょう。あそこ(NJC決勝)で俺が勝ってれば、もっと新日本プロレス楽しくなっていたはずなのに負けてしまって…。まあ強くなきゃこの新日本プロレスの中で生きていけないから。そういう意味でも、また改めて、俺が上に行くためにもう一度EVILとやらせてもらって」と、再起の条件としてリベンジを誓った。

その一方で現在のEVILに対しては「こんなもんすか、えぇ? 違うだろ。まだまだできるだろ」とさらなる奮起を期待。「俺がしっかり胸を貸してやるよ。離れてしまったファンを、俺とEVILの戦いで引き戻そうぜ」と呼びかけていた。

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