東京・三鷹市役所 キャッシュレス決済&セルフレジを同時導入

東京・三鷹市の市役所で、1月18日から都内の役所として初めて「キャッシュレス決済」と「セルフレジ」が同時に導入されました。

三鷹市役所で導入されたキャッシュレス決済は、電子マネーやクレジットカード、2次元コードなど27種類の方法です。また「セミセルフレジ」=現金自動精算機も新たに設置されました。キャッシュレス決済とセミセルフレジを同時に導入するのは東京都内では初めての試みです。この取り組みの結果、窓口での年間およそ6万6000件の証明書などの発行手数料の支払いで市民と職員との現金の受け渡しがなくなるとともに、証明書の受け渡しまでの時間が短縮されるということです。

三鷹市・市民課の担当者は「キャッシュレス決済は自治体の長年の課題だった。そこに新型コロナ対策としてキャッシュレス決済の導入が緊急の課題となり、現金の取り扱いも多い中、より感染リスクを減らすためにキャッシュレス決済とセミセルフレジを同時導入することにした」と話しています。一方、利用した市民からは「すごく便利になっていい。すぐ簡単に決済できたので良かった。コロナ禍なので安心に使える」といった声も聞かれました。

人との接触をなるべく避けなければいけない中、こうした取り組みが他の自治体でも広がることが期待されます。

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