堀江貴文氏 熟睡議員を擁護「つまんないセレモニーで居眠りすんの当たり前」

堀江貴文氏

実業家の〝ホリエモン〟こと堀江貴文氏(48)が19日、ツイッターを更新。18日に行われた菅首相の施政方針演説中、国会内で居眠りした議員らを「当然」と擁護した。

菅首相の施政方針演説中、日本維新の会所属で地域政党「あたらしい党」代表の音喜多駿参院議員(37)、自民党の尾辻秀久参院議員(80=元厚労相)らはコックリ、コックリと舟をこぎ、優雅に昼寝を決め込んだ。

この映像が、昼の情報番組「バイキングMORE」(フジテレビ系)などで何度も流され、全国に恥をさらすハメに。演説の中身に内容がなく退屈だったのだろうか。抑揚のない菅首相の原稿読みが、子守歌に聞こえたようだ。

音喜多議員はオンエア後、すぐさま「気の緩みと批判されても返す言葉はなく、誠に申し訳ありません。今後はこのようなことがないよう、気と体調を引き締めて国会に臨んでまいります」とツイッターで謝罪した。

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下、医療体制は逼迫し、多くの国民が生活の危機に瀕している。だが、国会議員は歳費もボーナスももらい放題。永田町と一般社会の感覚のズレが広がる中、堀江氏は「つまんないセレモニーで居眠りすんの当たり前やん。なんで批判されるの?」と居眠り議員を擁護した。

フォロワーの間では「税金払ってる身としては はらわたが煮え繰り返ります」という声や「居眠りしててもやる事をやってれば良いと思う」という意見など、賛否両論が寄せられた。

だが、そこはさすがにIT業界の風雲児として時代を切り開き、結果を出してきた堀江氏だけに「仕事でも学校でもつまんなかったら普通に居眠りしてるけどね、、俺は」と、周りの目を気にせずに自らのスタイルを貫く姿勢を見せた。

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