土屋太鳳、田中圭が出演する映画「哀愁しんでれら」（2月5日劇場公開）の完成報告会が19日に都内で行われ、出演者の土屋太鳳、田中圭や渡部亮平監督らが登壇。撮影時の様子などを語った。
田中との撮影について聞かれた土屋は、寒い撮影の時に田中が温かい飲み物を買ってきてくれたエピソードを披露。「そういう心遣いも素敵」と語り、田中を赤面させていた。対して田中は、妻を演じた土屋について「太鳳ちゃんバッチリですから」と土屋の演技を称賛した。
王子様のような存在から徐々に別の顔が見えていく役柄について田中は、意識しすぎて表現するのは違うと考え、「意識しないことを意識していた」ことを明かした。また、豹変する姿を見せる土屋については、「カメラが回ってる時と回ってない時のギャップがすごい」「（カメラが回ってない時の土屋は）だいたい宙に浮いてる感じ」と表現。渡部監督は、土屋と田中の2人とも本番直前までフワフワしているが、「本番になった瞬間に、集中力高くバッて変わるのでさすが」と、2人の切り替えのすばらしさを明かしていた。
「哀愁しんでれら」は、平凡な毎日を送っていたものの家族・家業・彼氏を一晩で失った小春が、8歳の娘・ヒカリを男手ひとつで育てる開業医の大悟と出会い、王子様のような大悟と結婚して幸せを得たかに思われたが、その先には想像もできない毎日が待っていた・・・という内容の作品。土屋太鳳が小春を、田中圭が大悟を、ヒカリをCOCOが演じている。
哀愁しんでれら
2021年2月5日(金)全国公開
配給：クロックワークス
©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
