【速報】菅内閣の支持率が続落?!次の衆院選はどの党が伸びるのか……2021年1月選挙ドットコムリサーチ

選挙ドットコムでは、1月16日(土)・17日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。

YouTube番組「選挙ドットコムちゃんねる」でもゲストのJX通信社の米重克洋さんに今回の選挙ドットコムリサーチの結果について解説していただきました。ぜひチャンネル登録お願いします!

政党支持率 各政党ともにほぼ横ばい

普段支持している政党について質問した結果が上記の表です。電話調査・ネット調査でともに「支持なし」が最も多く、次いで「自民党」が多い結果となりました。

電話調査における政党支持率の推移(2020年2月~2021年1月)

ネット調査における政党支持率の推移(2020年2月~2021年1月)

内閣支持率は前月に続いて下落 電話29.9%、ネット14.5%

菅内閣への支持について質問した結果が上の図です。支持する(強く支持する・どちらかと言えば支持するの合計)という回答は前月と比べて電話調査では5.9ポイント、ネット調査では9.6ポイント下落し、電話・ネットそれぞれの調査で不支持が支持を上回る結果となりました。

電話調査における内閣支持率の推移(2020年2月~2021年1月)

ネット調査における内閣支持率の推移(2020年2月~2021年1月)

次の衆院選の比例投票先はどの党に?

次の衆議院選挙で、「比例区でどの政党に投票したいか」の質問の結果が上の図です。電話調査で最も多かった回答は「自民党」、ネット調査で最も多かった回答は「わからない」でした。同様の質問をした2020年10月の調査と比べて、電話調査では自民党が4.2ポイント下落し、立憲民主党が2.9ポイント上昇しています。

東京オリンピック・パラリンピックについて

「今年夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催について、あなたはどう考えますか?」と聞いた結果が上の図です。最も多かった回答は電話・ネットともに「中止するべきだ」でした。

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について

「政府は、早ければ2月下旬から、日本国内での新型コロナのワクチン接種を開始することを目指しています。あなたは、このワクチンの接種を受けたいですか?」と聞いた結果が上の図です。最も多かった回答は電話・ネットともに「しばらく様子を見てから受けたい」でした。

飲食店を中心とした時短要請について

「現在(※16・17日の調査時点)11都府県に発出されている緊急事態宣言では、飲食店などへの営業時間短縮の要請や、不要不急の外出自粛が呼びかけられています。あなたは、こうした要請や呼びかけについてどう考えますか?」と聞いた結果が上の図です。最も多かった回答は電話・ネットともに「不十分だと思う」でした。

アメリカ・トランプ大統領のアカウント凍結について

「Twitter社がアメリカ・トランプ大統領のアカウントを「永久凍結」したことについてどう思いますか?」と聞いた結果が上の図です。最も多かった回答は、電話は「適切な対応だ」・ネットは「どちらとも言えない、わからない」でした。

ネット調査と電話調査の回答者、それぞれの年代は?

調査の回答者の年代別割合は、ネット調査では、回答者の約7割を40歳代以下で占めており、比較的若い年代層の意識を抽出しています。また、電話調査では回答者の7割以上が50歳以上で占められており、比較的高い年齢層の意識を抽出しています。

昨年7月の第25回参議院議員通常選挙の投票者の年代別の割合は、50代以上が7割近くを占めており、電話調査の方が投票者に近いサンプリングとなっています。

しかし、電話調査だけでは40代以下のサンプルをなかなか獲得することができません。選挙ドットコムリサーチのハイブリッド意識調査では、これまでではわからなかった全世代の声を集めることができます。選挙区の情勢調査での活用など、ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

調査概要:調査は令和3年1月16日(土)と17日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で1,037件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1,000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査ではスマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。

© 選挙ドットコム株式会社