IMSA:ウェザーテック・レーシング、カラーリングされたポルシェ911 RSRを初公開

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTル・マン(GTLM)クラスにフル参戦するウェザーテック・レーシングは今週末、デイトナで行われる公式テスト“ロア”への参加に先立ち、カラーリングが施されたポルシェ911 RSRを初公開した。

 プロトン・コンペティションによって運営され、2021年シーズンのGTLMクラスを戦っていくウェザーテック・レーシングのポルシェは、同チームが昨年のIMSAでフェラーリ488 GT3 Evoに採用していたもの同様に、レッドとブルーのラインをホワイト基調のカラーリングに組み合わせるリバリーとなった。

 FIAが規定するドライバーカテゴリーにおいてシルバーにランク付けされているクーパー・マクニールは、ポルシェワークスドライバーのローテーションキャストとともにプロトンが所有するRSR-19で北米耐久シリーズのフルシーズンを戦うことになっている。

 1月27~31日に開催される開幕戦デイトナ24時間レース(ロレックス24・アット・デイトナ)では、ジャンマリア・ブルーニとリチャード・リエツ、ケビン・エストーレがマクニールと合流する予定だ。
 
 彼らがドライブする79号車ポルシェは“世界三大耐久レース”のひとつに数えられる伝統のレースにエントリーしているGTLMクラスの6台の内の1台であり、フルシーズンエントリーしている中では2台体制を敷くコルベット・レーシングに唯一対抗するマシンとなる。

ウェザーテック・レーシングの79号車ポルシェ911 RSR
ウェザーテック・レーシングの79号車ポルシェ911 RSR
ウェザーテック・レーシングの79号車ポルシェ911 RSR

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