職員集団感染 壱岐市長減給へ 市が議案発表

  長崎県壱岐市は19日、26日開会の市議会定例会1月会議に提出する議案など計7件を発表した。市が新型コロナウイルス感染防止を市民に呼び掛ける中、昨年末に市職員22人が市内の飲食店で会食し、うち6人が感染。クラスター(感染者集団)となるなどし、「医療現場が危機的な状況になった」ことなどに対する行政責任として、市長、副市長、教育長の給料を3カ月間、10分の1減額する条例改正案を提出する。
 本年度一般会計補正予算案は総額3億7500万円。新型コロナの影響を受ける宿泊施設への支援事業として、昨年5月から7月に実施した島民限定宿泊キャンペーンの第2弾実施に1100万円を組み込んだ。市内飲食店などで使用できるプレミアム付き商品券発行事業に4600万円を盛り込んだ。


© 株式会社長崎新聞社