久保建がヘタフェ初先発で強烈FKを披露 ボルダラス監督と地元メディアが称賛

久保建英(ロイター)

スペイン1部ヘタフェに加入した日本代表MF久保建英(19)は20日(日本時間21日)、1―0で勝利したホームのウエスカ戦で初先発し、強烈なFKを披露するなど、存在感を放った。久保も手応えがあったようで、自身のインスタグラムに「ホームで大きな勝ち点3!」とスペイン語で書き込んだ。

そんな中、ホセ・ボルダラス監督(56)が久保のパフォーマンスについて言及した。スペイン紙「アス」によると「私たちは満足している。私たちと一緒にいたわずかな時間でチームをサポートしてくれた。彼には多くの可能性と熱意があり、私は幸せだ」とし、久保がFKキッカーを務めたことに「それをうまく実行できる選手であり、試合前にもFKについて話をした。彼が非常に良かった」とコメントしたという。

さらに久保の評価について指揮官は「私は彼と話をした。とても熱意を持ってやってきて、私は彼に才能を開発しなければならないと伝えた。彼はエリアゾーンにほとんど参加していないこと、そしてもっと中央へ行くように言ったんだ。彼は(右サイドバックの)ダミアン(スアレア)をサポートするため、犠牲となり守備をした。うまくチームに適応している」と語った。

ボルダラス監督も久保の働きを絶賛したが、地元メディアも高評価。「アス」紙も「マルカ」紙も3段階評価の2点をつけ、アス紙は「前半は素晴らしいアクションを見せた」とテクニックを称賛した。次戦(25日=同26日)は好調のビルバオと対戦するが、そろそろゴールという結果を見せたいところだ。

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