神奈川県警は、交通違反で再三の呼び出しを受けながら長期にわたって応じない未出頭者について、2020年に行った強制捜査の結果を公表した。65人(男性55人、女性10人)を摘発し、うち51人(男性44人、女性7人)を道交法違反容疑で逮捕した。
県警交通指導課によると、摘発された人の違反種別では、通行禁止19人、携帯電話使用14人、一時不停止14人、信号無視7人、速度超過6人など。未出頭の理由は「多忙」が最も多く、「お金を用意できない」「忘れていた」などが目立った。「放っておいても逮捕されることはないと思った」と話す人もいたという。
所在不明などになっている摘発対象者もおり、県警は「徹底的に捜査し、逃げ得は許さない」としている。