FAになっていたジュリクソン・プロファー内野手(27)がパドレスと再契約することになった。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は22日(日本時間23日)、自身のツイッターで「3年総額2100万ドルで合意」したことと、「プロファーが合意するまではレッドソックスが熱心だった」ことを伝えた。
オランダ領キュラソー出身のプロファーは04年、05年にリトルリーグ・ワールドシリーズにカリビアン代表として2年連続出場。全米にテレビ中継される同シリーズには二人の弟ジュレミ(07年、08年。12年にレンジャーズと契約)、ジュードリック(19年)と、三兄弟で計5度の出場を果たしている。
プロファーはその後、16歳でレンジャーズとマイナー契約。19歳となった12年9月2日、敵地でのインディアンス戦で9番二塁で先発すると、3回先頭で回ってきた初打席初球本塁打を放ち、鮮烈なメジャーデビューを飾った。
19年はアスレチックスで、20年はパドレスで内外野を守れるユーティリティのスイッチヒッターとしての地位を確立したプロファー。メジャー通算428安打、59本塁打、222打点。再契約となったパドレスではレンジャーズでチームメイトだったダルビッシュと球団史上初のワールドシリーズ制覇を目指す。