Krushウェルター級タイトルマッチ、新潟県胎内市出身の山際和希選手は初防衛ならず

勝利した加藤虎於奈選手を祝福する山際和希選手(写真左)

「Krush.121」の「Krushウェルター級タイトルマッチ(3分3R・延長1R)」が23日、後楽園ホール(東京都)で行われ、新潟県胎内市出身の王者・山際和希選手が初防衛を目指し挑戦者・加藤虎於奈選手と対戦したが、惜しくも判定で敗れた。

KrushはKO至上主義のファイターたちが見せる究極の壊し合いで男子9階級・女子2階級でチャンピオンを決める超破壊型打撃格闘技。

山際選手は、1988年新潟県胎内市出身の32歳。身長は174センチメートル。ファイトスタイルはオーソドックスで、これまでの戦績は51戦31勝(13KO)16敗4分。

大学の友人だった谷山俊樹氏に誘われて谷山ジムに入門。生まれ持った身体の強さと運動神経ですぐに頭角を現し、2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となる。タイ人トレーナーのもとで磨いた強烈な蹴りを武器にプロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。

2017年2月まで11連勝を記録し、9月の初代K-1ウェルター級王座決定トーナメントに出場。その後は得意の蹴りだけでなくパンチの技術にも磨きをかけ、2020年8月Krush後楽園大会での第7代Krushウェルター級王座決定トーナメンで王座に就いた。

山際和希選手のTwitter

(上写真5枚)対戦の様子

勝利した加藤虎於奈選手

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