24日にFAカップ４回戦が開催し、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールの“ノースウェスト・ダービー”が勃発した。
FAカップでノースウェスト・ダービー勃発！ビッグ6勢は早期敗退だけは避けたいが… 〜4回戦プレビュー〜
１週間前の前回対決から早くも再戦となったダービー。伝統の一戦はスコアレスで終わったリーグ戦とは全く違った展開を見せる。18分にロベルト・フィルミーノがスルーパスを送ると、モハメド・サラーが抜け出す。右足で冷静に流し込んでリバプールが先制弾を挙げる。マンUも引けを取らず、８分後にカウンターからメイソン・グリーンウッドが右足を振り抜き、1-1の同点で試合を折り返す。
熱が帯びるダービーは後半開始早々48分、グリーンウッドが裏のスペースに浮き球のパスを供給すると、快速を飛ばしマーカス・ラッシュフォードが反応。右足で落ち着いて沈め、マンUが逆転に成功する。ところが、ゴール欠乏症が嘘のようにリバプールが激しく攻め立て、58分にフィルミーノがペナルティエリア内で横パスを送り、走り込んだジェームズ・ミルナーがスルー。サラーが左足でネットを揺らし、リバプールが同点に追い付く。
一進一退の攻防となった激戦は78分、エディンソン・カバーニがペナルティアーク内でジョエル・マティプに倒されマンUがFKを獲得。キッカーを担当したブルーノ・フェルナンデスが右足でシュートを放つと、GKの逆を突きゴール右隅に吸い込まれてマンUが勝ち越し弾を奪う。イングランドを代表する名門クラブのゲームは3-2で終了し、マンUがリバプールとのシーソーゲームを制した。
