【新型コロナ】県所管域で3人死亡、36人感染

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は25日、県所管域で新たに3人の死亡と、10歳未満~90代の男女36人の感染が確認されたと発表した。

 亡くなった横浜市の100歳代女性はクラスター(感染者集団)が発生していた市内の有料老人ホームに入所しており、14日に陽性と判明。24日に老衰のため死亡した。

 海老名市の80代男性と70代男性はクラスターが発生した市内のオアシス湘南病院の入院患者。いずれも死因は他疾患でコロナに起因しないとしている。

 新規感染者36人のうち、1人が中等症、35人が軽症または無症状で、22人の感染経路が不明という。年代別の内訳は、30代が7人、20代6人、10歳未満・50代が各5人、90代3人、10代・40代・60代・70代・80代が各2人。

 24日時点の重症入院患者は114人で、前日の116人に次いで2番目の多さ。24日時点の入院待機者は82人で、県所管保健所の未処理分は3件まで減少したという。

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