【新型コロナ】横浜は2人死亡、156人感染 横浜旭中央総合病院でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は7日、市内在住の60代と80代の男性が死亡した、と発表した。また、10歳未満~90代の男女156人の感染を新たに確認した。70代男性が中等症、145人は軽症または無症状で、10人の症状を調査中。109人の感染経路が分かっておらず、家庭内感染は24人だった。

 市によると、死亡した2人の死因は新型コロナウイルスによる肺炎。80代男性は、クラスター(感染者集団)が発生した昭和大学藤が丘病院(同市青葉区)の患者で、昨年10月27日に肺炎などで入院し、11月3日に陽性が判明していた。60代の男性は、昨年12月23日に倦怠(けんたい)感などがあり、その後のPCR検査で陽性が判明。自宅で療養していたが、6日に容体が悪化して死亡した。

 クラスター関連では、横浜旭中央総合病院(同市旭区)の看護師の男女3人が新たに感染。感染者数は患者2人、職員4人の計6人になった。

 また、市は市都市整備局の30代男性職員と、鶴見区役所の30代男性職員の2人の感染を発表した。ともに職場での濃厚接触者はいないという。

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