【WWE】女王様シャーロットが父親リック・フレアーをたぶらかしたレイシーにKOされる波乱

レイシー・エバンスの色気に迷ったリック・フレアーは娘シャーロット・フレアーとの決別が決定的になった(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ25日(日本時間26日)発】WWEのロウ大会が配信され、次回PPV大会「ロイヤルランブル(RR)」(31日)の30人参加女子RR戦に向け、WWE女子タッグ王者の女王様ことシャーロット・フレアー(34)と、父親で〝狂乱の貴公子〟ことリック・フレアー(71)を色仕掛けに陥れているレイシー・エバンス(30)の遺恨がドロ沼化した。

この日、女王様は前タッグ王者のシェイナ・ベイズラー(40)とシングルで対戦。シャーロットは「アスカとはタッグ王座を保持しているけど、ロイヤルランブル戦は1選手として優勝を狙う」と宣言してリングへ向かった。

試合はお互いが速攻勝負を仕掛け、女王様がナチュラル・セレクション(変型カッター)から足4の字固めを決め、一気にブリッジしてフィギュアエイトに移行しようとしたところへ、シェイナの相棒ナイア・ジャックス(36)が乱入してギロチン弾で阻止。すぐさま反則裁定のゴングが鳴らされた。

ここで渦中のエバンスそして、ナイア組と遺恨が深いマンディ・ローズ(30)、デイナ・ブルック(32)が飛び込んできて大乱闘に発展。女王様は愛する父親を誘惑したレイシーに馬乗りになるやパンチを連打。急きょ6人タッグ戦が組まれた。

レイシーはフレアーのマネをしながら「Woooo!」と声を上げ、女王様を挑発。一度は不可解な形でナイアのリングアウト負けが告げられるも、試合が再開されるとシャーロットは場外でレイシーを追いかけ回して、バックステージへ消えてしまう。試合はナイアがチョークスラムからのギロチン弾で勝利した。

約1時間後、女王様はフレアーと控え室でイチャつくレイシーを発見。父親に完全決別を宣言すると、背後からレイシーがウィメンズライト(右ストレート)を見舞って女王様をKOし、娘を介抱しようとするフレアーと強引に腕を組んで去ってしまった。

一連の結果を受け「RR」でのナイア組のタッグ王座挑戦が決定。アスカ以外はRR戦とのダブルヘッダーとなる。2021年最初の大舞台は一気に波乱の様相を呈してきた。

「ロイヤルランブル」は日本時間2月1日、WWEネットワークで配信される。

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